前回の「結果にコミット編」のブログ終了から約4ヶ月。月日の流れるのは早いもので、今日8月6日は、ちょうどリオオリンピックの開会式です。という事は、4年後の東京オリンピックの開会日まで、いよいよカウントダウンが始まった記念日でもあります。これから4年間、国内では海外からのお客様を目当てに、あの手この手と国を挙げての様々な「おもてなし策」を用意してくると思われます。
と、その前に、前回のブログ更新からわずか4ヶ月の間に、世界では大きな出来事が起こりました。イギリスのEU離脱と言う前代未聞の大事件です。大方の残留予測とは裏腹にまさかの離脱派勝利の投票結果に、恐らく一番驚いたのは、「離脱」に投票した国民だったに違いありません。しかし、歴史はもう勝手に動き出してしまいました。その結果、ポンドは大きく値を下げ、併せてユーロも下落。比較的安全な「円」が大量に買われました。そして、円高を進行させ、輸出関連企業を中心に、大幅な株価下落に繋がりました。
ああ、あの時、最後のブログを締めくくった時には、日経平均株価が再び1万8千円台のレンジを回復している事を切に願っていたのですが・・・
明日がどんな日になるか予測がつかないのは、あり金全てを場に賭けたギャンブラーと自国を捨てドーバー海峡を渡る難民位だと思っていました。しかし、最近は投資の世界でも、国内の情勢だけでは判断出来ない事態が日々起こっています。個人投資家は、まさに「風に煽られる小舟のごとく」です。今や1万7千円台を回復するにも、市場にパワー感がさっぱり感じられません。
イギリスの国民投票の結果もそうですが、今回の都知事選も、結局、なんだかんだと言ったところで「民意に勝るものは無し」です。選挙で大敗を喫した自民党幹部の小池百合子新東京都知事に対する態度にもはっきりと表れています。選挙後の党幹部たちのバツの悪いコメントに、見ているこちら側は、なんだかすがすがしい気持ちにさえなってしまいます。
このところの札幌の気候も、太平洋高気圧が中途半端にせり出して、異常なほどの蒸し暑さ。ほんとうにもぉ、外に出てゲット出来るのはモンスターとポケットティッシュばかりでは、気分はスカッとは、しませんよね?
と、前口上が少々長くなってしまいましたが、これから「札幌の不動産投資の未来」を様々な角度から検証し、文面にてご紹介をして行きたいと思います。株式の世界は相変わらずの逆風ですが、不動産投資の世界はまだまだフォローの風が吹いています。しかし、東京オリンピックまでの4年間、どんな物件に投資したら良いのか、そして、何をしてはいけないのかを、今後の市場動向を予測しながらご紹介して参ります。
乞うご期待。
不動産企画部 山口