今、一番若者の間で使われいるであろう流行言葉が『それな』です。大人が「うん、うん」と相槌を付くときに発するのと同じ感覚で『それな』と話されています。主に深い共感を示す場合にはこの言葉で、おけです。
と言うわけで、最近、とかく世間を騒がせている仮想通貨。以前、こちらのブログでも紹介させて頂きましたが、本来の便利な決済手段より、むしろ投機的な色合いが強く、その目的からは大きく外れてしまっている感が否めません。
ただ、個人的には決して否定派では無く、むしろこれから訪れるであろう、完全キャッシュレスの時代に向けて、この流れは変わらないのだろうなと思います。
そこで、未来のキャッシュレス化された時代を少し考えてみました。
毎月給料日、会社からインターネット口座に振り込まれるのはビットコインです。現在のレートだと1ビットおよそ98万円ですから、手取りで35万ほどの給料なら0.357ビットコインです。もらった給料で、家賃、光熱費を払います。こちらの管理会社への支払いは、先方の都合でイーサリアム(※仮想通貨の一種)で行われます。そのため、交換所でビットコインを売り、イーサリアムを買います。先週、イーサリアムは下落しました。現在価格で1イーサリアム9万7千円です。家賃が5万円なので、0.51イーサリアム買う必要があります。そのため、0.051ビットコインを売って0.51イーサリアムを買い、決済をしました。
と言うように、国や銀行に支配されない仮想通貨のみの社会になった場合、個々の都合により、それぞれの決済コインで支払われる事になります。
当然、日本銀行造幣局は閉鎖され、各銀行の窓口店舗も全て閉められました。財布には札入れもコイン入れも無くなります。そして、大量に余った紙幣は、再生紙となりトイレットペーパーに代わり、硬貨はゲーセンのコインへと転用されました・・・
と言う、世の中になるかもしれません。
さあ、あなたは、ビットコイン、買いますか?買いませんか?
不動産企画部 山口